ソライロエグザンティアトップに戻る

第3章:’95エグザンティアで何が起きていたか?


岩手・小岩井農場近辺にて撮影

実は春先から前々車「95年式エグザンティアV−SX」の回顧録を公開しようと考えていました。
エグザンティアはまだ中古市場での流通もあり”これから”の方々のお役に立てようと思っていたからです。
しかし意外にもZXのリタイアで再度エグザンティアに乗ろうとは・・・(自分の車選びとしてはベストアンサーだと思ってますが)。
さて件の「95年式〜」ですが、5年間所有しその間5万キロ走行しました。
手放した理由はエンジン破損でした。当時田澤自動車さんやキャロルさんとお付合いがあればエンジン載せ替えて現役だったかも
知れません(そうなるとZXの存在そのものが無くなってました)。
そんな訳で、「きっと役に立つかもしれない」’95年式エグザンティアの故障リストを下記に提示します。
記載の基準は「突発的な故障」です。定期的及び任意の整備・部品交換は割愛しました。
因みに整備は主にディーラー(マツダ系=購入店、シトロエンジャポン系)でした。

下記の事例はエグザンティアの故障の代表例ばかりです(要は地雷を踏んでいたんです)。
ウィンカーレバーの異音はその後ZXでも体験していますからこの世代のシトロエン共通の欠陥パーツ。
三又ユニオンはBXの時もやったし、現行車でも納車のちょっと前に不具合が起き対策部品と交換したそうです。
カウルグリルは持込んだ時に「この不具合多いんです」とフロントが言ってましたし・・・。

しかし、こうしてまとめて見ると元々多走行だったZXに比べるとトラブル少なかったですネ。末路はアレでしたが。
★でも、ZXの前オーナーは非常にマメでオイルの一滴まで記録残していた方でした。初期不具合の多くはZXの問題ではなく酷寒地
で凍結防止剤(ナトリウム)を浴びていた事が主な原因だったと推測。
                                                                      (第4章へ続く)

年月

走行距離

故障内容

処置

2000年12月

32,000q

購入。 納車整備実施。
2001年02月

34,100q

@フォグランプ不点灯。
Aラッゲジルームランプ不点灯。
@コネクタ外れを処置。
Aハッチ内のスイッチ接点注油。
2001年10月

45,100q

ウィンカーレバーより「カチカチ音」(1回目) ウィンカーレバー交換。
2002年05月 53,500q 助手席床部に雨漏り(雨の度にぐしょぐしょになる)。
原因はワイパー根元の樹脂部品(カウルグリル)劣化
の為、雨水が浸入したものでした。
カウルグリル交換。
2003年04月 61,900q インパネバルブ切れ。 バルブ切れは数個だったが全数交換。
2003年09月 66,900q フロントブレーキパッド磨耗(残り1mm弱だった)。
センサー警告により発覚。
ブレーキパッド交換。
2004年04月 75,500q LHM漏れ。三又ユニオンに亀裂。 三又ユニオン交換。
2004年08月 記録なし スピードメーター不動。
※長距離移動中の往路で発生。タコのみで走行(泣)。
スピードセンサー交換。
2005年03月 記録なし フロントガラスに傷。夜間視界不良。 専門店にてガラス研磨。
2005年04月 83,000q エアコン冷風出ず。ガス漏れ発生。 ホース、リキッドタンク、シール交換
フロンガス充填。
2005年06月 84,600q 空調のブロアファン故障。 ブロアファンモジュール交換。
※副産物で購入時より不調だった
オートエアコンが正常に動作する様
になりました。
2005年07月 85,400q ウィンカーレバーより「カチカチ音」(2回目) ウィンカーレバー交換。
2005年10月 記録なし アイドリング中にエンジンストップ。不動に。
原因はタイミングベルトの歯破損から派生したエンジン
ブロックの破壊。
ディーラーより処置の提案なし(これが
イケなかった)。廃車。