前章の最後で「ソライロ号売ります！」とぶち上げました。
実は会津で故障した時、”現地廃棄”する予定でした。
その時、気持ちの整理がついたと言うか、この先エグザンティアの無い生活を想像した時に今迄の緊張感（次はいつまでに
ナニを整備しようか？金策はどうしようか？みたいな）から解放され、穏やかな気分になったのでした。

と、思いつつも死闘の末自宅まで戻って来ちゃったのは、何でしょうね。
そして田澤自動車さんの”ＬＨＭでろんでろん”との格闘（出費も想像以上！）の結果、ソライロ号はほぼ元通りになりました。
現在通勤からは基本外れていますが、一般道から高速までフツーに走っています。
しかも、お金をかけた分はしっかり調子が戻っているので、面白いくらい好調です（笑）。

しかしながら、最近生活の軸足を自動車に振り回される生活から他の趣味や近年出来ていない欧州旅行に移したいな〜
と思う様になり、調子が戻った時点でソライロ号を手放し、新しい里親さんに引き継ごうかと思った次第です。

”無償で”という訳ではありませんが、ショップよりは安い金額設定を考えていますので、ご興味のある方は本サイトのメアド
宛に問合せ下さい。マイミクさんならそっち経由でもＯＫ。

過去の経緯は前章までに詳細に載ってます。但し私が乗る以前の記録は全くありません（酷いですね）。
未来の懸案・懸念事項も当然ありますので、それは都度ご説明します。
尚、私の予知していない時限爆弾もあります。それはシトロエンのお約束ですのでご容赦を。
ハイドロ初心者の場合は、それはもう、構造からお教えします。常識の範疇外のクルマです。

現時点では非公開情報ですが、今後ヤフオクやエンスーの杜なんかも使うやも知れません。

以下、ソライロ号の基本データです。

初年度登録　２００１年（Ｈ１３）６月　・・・来年度から自動車税の割増対象になります
走行距離　　１１７，５００キロ（２０１４年６月３日現在）
次回車検　　 ２０１５年９月

車検は過去２回ユーザーで通してますが、昨年より田澤自動車さんに何回も整備入場しています。
結構手が掛かったクルマなのは本サイトを見れば理解できると思います。
日本に入ってきたハイドロ車としては、ごく一部の並行車を除きこのクルマが最後になります。
サス・ブレーキ・パワステを一つのシステムとして運用するクルマはハイドロシトロエン以外ありません。
な〜んて、格好良さそうですね。
メカ系マニアにお勧めのクルマです。運転してみれば解りますが、色んな意味で凄いです。
あと、オマケで中古タイヤ４本付けます（ピレリです）。現在はミシュランを履いてます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（第８２章へ続く）