第84章:生死を賭けた復旧作業実施(2014.07.06)
前回ドナドナされてしまったソライロ号。ヤフオクに売りに出しているのにこれは参った! |
![]() <前回のあらすじ>6月26日さいたま市内で原因不明の トラブルでドナドナになり、自宅まで回送されました。 |
![]() 7月6日 10日かけて原因の推理とそれに基づく修理の 準備をしました。これで動かなきゃ廃車確定! |
![]() 今朝ワールドカップブラジル大会から(精神が)還ってきた Danさんも到着。”見守り”と写真撮影をお願いしました。 |
![]() さあ、復活に向けて作業を開始することとしましょう! 修理内容は矢印部分の部品を入替える事です。 |
![]() 赤ペイント部分が怪しいと睨んだ「イグニッションコイル」。 デスビを兼ね4気筒分のプラグを直接制御する部品です。 |
![]() 南青山の「グローバル・テクニカ」から新品を購入しました。 ”BOUGICORD”というOEMメーカー製品です。 |
![]() 部品の表側。右端にあるのがスパークプラグと本部品の間 に挟まるアダプター(仮称:正式名称は不明)です。 |
![]() 部品の裏側。4気筒分が1ユニットになります。 4本の突起がコイル部分だと思います。 |
![]() アダプター(仮称)は勿論4本入ってます。ゴム系絶縁体で 出来た部品です。これを突起にはめ込みます。 |
![]() この部品はバレオ製です。中にはコイルとプラグと繋ぐ通電 用のコイル?が入ってます。それ以外の機能は無さそう。 |
![]() ユニットに接続するコネクタ固定用のクリップを外します。 黄色の糸は部品が飛んだ時の”命綱”。直後役立ちました。 |
![]() はい、コネクタ外れました。カンタンですね。このコネクタから エンジン制御からの指令とプラグ駆動用電源が来ます。 |
![]() ユニットは6本のヘキサゴン・ボルトで留まっているだけ。 ハンドツールでグリグリ外します。 |
![]() 本年2月のプラグ交換(田澤自動車作業)以来、約5か月 振りにユニットが外されました。一見何の問題無しです。 |
![]() ユニットを並べました。左が旧品、右が新品。 旧品は13年間使用で結構汚れてるのが解りますね。 |
![]() 表側。手前が旧品、奥が新品。 |
![]() カバー裏。上が新品、下が旧品。新品は右側のシトロエン 品番が無いです。OEMメーカー独自流通品の為かな? |
![]() ユニットを外された状態のエンジン側。4つある穴の中に プラグが挿入されています。その両サイドにカムがあります。 |
![]() 新旧の比較が終わったので、いよいよ新品を取付ます。 メンテナンス性が良いのでDanさんも感心してました。 |
![]() 6本のナットを締め込み。コネクタを取付けました。 エンジンは一発で始動し、二人で万歳三唱しちゃいました。 |
そして・・・衝撃の原因判明! |
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![]() 作業後旧品のアダプター(仮称)を収納の為引っこ抜いたら 何と一つだけモゲました! |
![]() 左写真の矢印部分のアップ。金属部分が電蝕?で崩壊。 成程、電気が飛ばない訳だ。この下にコイルがありました。 |
![]() マクロ撮影で更にアップ。樹脂部分も経年劣化で崩壊。 イグニッションコイルが壊れるとはこういう事なのか!? |
![]() アダプター(仮称)の中には折れた部品が融着してました。 13年間御苦労様でした。 |