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第165章:ハンドル・リペア(2018.10.26)

昨年革シートをリペアした時に施工された「ワッツ・クイックサービス」さんから、ハンドル・リペアの提案を頂きました。
ハンドルも常時手を触れている部分であり、ウレタンハンドルは下手をすると芯から素材が剥離し、ブニュブニュになってしまうという末路が想定されます。
アフターマーケットで本革等も出回っていますが、自分的にはオリジナルの状態で維持したいと考え、リペアする事にしました。

ハンドルのリペアはあまり聞いた事がないので、効果の程を確認する意味合いもあります。
下の写真でビフォー・アフターを載せました。
恐らく見る人によって「これはアリ」「革巻けばいいじゃん」「ハンドルカバーの方が楽で安価じゃん」と評価が分かれると思います。
私はオリジナルの落ち着いたデザインが好きなので、これで良いと思いました。
                                                                                 (第166章へ続く)


とある日の夕方。久々に手洗いで洗車をしました。
自宅だとまだ蚊が出る頃だったので、さいたま市某所に場所を移しました。

今回のお題であるハンドルです。リペア前の状態を撮影しとこうと思いました。
因みにハンドルの素材はウレタンです。シートは革なのにハンドルはウレタン。

革だろうとウレタンだろうと17年使えば表面は擦れます。握る頻度が高いのか
ウチのは向かって右側の地肌が見えてます。これは上側。

下側。シボが摩滅してます。怖いのは地肌が露出した部分から汗やら手脂やら
が浸み込んでウレタンが崩壊する事。代車借りるとそんな車に当たりますね。

リペア開始。ハンドルを塗り替えるます。養生をして、脱脂・清掃・プライマー塗布
で下地を作ります。時間をかけてやらないと、上塗りがハゲてしまうそうです。

上塗りはエアブラシで塗布。擦れた部分だけでなく、全体を塗り質感を揃えます。
作業は早朝から昼下がりちょい過ぎまで掛かりました。

出来上がりの図@ 摩滅したシボまでは再生しませんが、一見フツーです。
「塗り替えた」とわざわざ言わないと判らないレベルです。

出来上がりの図A 綺麗ですね。ハンドルの延命処置終了。

10月29日 久々に宇都宮市のガレージRSMさんに顔を出しました。宇都宮はいつも会津往復の通過するだけで、その度に同店に「壊れたらヨロピク!」と
声だけ掛ける悪質な行為を繰り返していたので、ちょっと謝りに行きました(笑)。ついでに今後の整備箇所の洗い出しをしました。