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第20章:モダンサプライにてLHM購入

「LHM」と聞いて殆どのハイドロ系シトロエン乗りはそれが何かを理解されると思います。
それはシトロエンのハイドロ・ニューマチック搭載車にとって”血液”というべき液体です。
簡単なウンチクですが、シトロエンDS(極初期を除く)からSM・CX・GS・BX・XMを経てXANTIAという一連のハイドロ車は
サス・ブレーキ・パワステの全ての油圧が一つのポンプから供給されています。故にポンプを心臓に車体の隅々にオイル
ラインが張り巡らされている訳ですが、そこに流れているオイルの名前が「LHM」なのです。非常に人間臭いシステムですね。
しかしこのオイルラインに使われている血管ともいうべき部品群が結構モロくて、ある日突然ジャジャ漏れになったりするの
です(事故事例)。私も過去数度経験があります(都度漏れたオイルの海を作ってきた)。
そこで”まっとうな?”ハイドロ乗りはLHMを常にラゲッジ内に数本常備する訳です。
ソライロ号においては昨年8月の購入時点でキャロルの竹内会長から2本渡されていましたが、年末のトラブルで消耗。
以後遠乗りがなかったので無常備のままやり過ごしてきましたが、GWに会津に行く為さすがに「これはヤバイ」と思い至り、
東京都清瀬市(と、言っても限りなく埼玉に近い)にある「モダンサプライ」さんを久々に訪問し、LHMを2本分けて頂きました。
因みにシトロエンは欧州では相当に普及しているので、LHMも純正(TOTAL)以外に数社から発売されています。
LHMは一般的には一本(1L)2英世しますが、モダンさんでは直輸入の強みで大体その半額です(若干の為替変動有)。
これでGWも一安心!(トラブルが無ければ、の話し。そういうリスクがある事自体が異常だと未だ気付いていない私。)
尚、モダンさんでは廉価なエンジンオイルも扱われており、約1リットルボトル1ダース(12本)で一葉さん一枚だそう。
次回のオイル交換ではココのオイルを使う事に決定!改めて訪問する事としました。
                                                                (第21章へ続く)