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第55章:ヒーターコア水漏れ対策(2013.4.1)

「エグザンティアのトラブルで難儀なものは?」と聞かれたら、高確率で「ヒーターコアの水漏れ」と返ってくるかも知れません。
”ヒーターコア”は空調のヒーターの熱源として、水冷車なら必ずある部品です。
それはダッシュボード裏にありラジエターから温水を引き通し、そこにブロアーで冷たい空気を送りこみ、空気を温めて空調
ダクトから放出する、という仕組みです。
エグザンティアの場合問題は
@部品そのものが欠陥品。私の感覚では100%水漏れを起こす。
Aヒーターコア交換にはダッシュボードを外さなければならない。工賃だけでも10万以上掛かる(部品代は安い)。
という訳で、経年車オーナーの悩みの種となっている様です。
水漏れと言いますが、漏れるのはラジエター液。そう、舐めると甘い不凍液です(飲用不可です)。
これが漏れるとエアコン作動時に「む〜んと甘い臭い」がします。
さて、ソライロ号も昨年のクーラント不足によるオーバーヒート寸前トラブルでヒーターコアの水漏れが発覚しました。
以後様子を見ていましたが、3月に車内助手席フロアマットが常時湿っているのに気付きました。
いつ頃から”そうなっていた”のかは残念ながら掴めていません。私の目は節穴なので・・・。
「年貢の納め時か?」と思いましたが、漏れ量が比較的少ないのと(適宜補水はしている)、冷却系・空調系の機能は正常
に保たれている事から、当面応急処置で逃げる事にしました。
名づけて「オムツ作戦!」。以下はその顛末です。えっ?解決していない?
                                                                (第56章へ続く)


助手席フロアマットの状況。緑色部がクーラントがダッシュ
下部より漏れ落ち、マット上に池を作った部分。

水滴が落ちる部分に新聞を置いたら当然濡れました。
但し常時落下している様子ではないみたいでした。

当初、介護用品やペット用品の高分子吸収シートを探して
いましたが、近所の百均で最適品を発見!

百均販売品は特に用途は限定していない表示ですね。
今回の用途は”介護に”が近いかな?

早速落下地点に。シートは60p×30pで大きいので折畳
んでいます。「適宜カットはダメ」と注意書きに有り!

助手席ドアから見てシートは矢印の位置にあります。
この真上位にヒーターコアはあるみたいです。


1日経って様子を見たところ、シートが緑色になってました(矢印部)。
とりあえず、応急処置としては成功です。