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第75章:平成26年の大修理(2014.01.10〜27)

全国100人程度のエグザンティアファンの皆さんお待たせしました。1ヶ月ぶりの更新です!
ウチのエグザンティアことソライロ号は1月に1週間ほど入院していました。
入院のきっかけというかトドメは前回のネタにあった”窓落ち”だった訳ですが、以前からの懸案事項も含めてまとめて修理
をする事としました。
修理を出す前にあたりどう考えても高額修理となるのと、今後も突如各部品の寿命が続々やってくる事を考えると、
「買い替え時かな〜」とか思って国産中古車を見に行っちゃったりしましたが、ソライロ号自体が売場で並んでいる車達と
比べて(故障さえしなければ)全く遜色がない事を再認識し、再び鬼道を歩くことを決意したのでした。
修理は今後頻繁に壊れる事を踏まえ自宅近所の”古巣”田澤自動車さんにお願いしました。
昨年春にLHM大量出血を起こしJAFローダーで担ぎ込んだのも田澤さんでしたね。

私のオーダーは
@窓の修理 Aステアリングラックブーツ切れ(交換) B休みまくるスピードメーターの調査 の3点でした
入庫時に田澤社長がリフトアップして点検し、エンジン下部(サブフレーム辺り)のハイドロジョイントからのLHM漏れを発見。
これは放置すると大量出血となるのでジョイント含む配管を丸ごと交換することとしました(ここはケチってはイケナイ)。

工期は週末を挟んで約1週間ほど。摘出した不具合パーツは下記に写真を収めました。
Bのメーターに関しては”とりあえず”関連するコネクタ類の清掃をして貰いましたが、以後の経過は若干改善程でした。
納車時に新たにステアリング・ピニオンのケーシングからのLHM漏れが発見されましたが、今後の課題としました。

入庫時に兆候は察知していたのですが、復帰後間髪入れずにスパークプラグが逝ったので、再度駆込み交換しました。
プラグはこの車買ってから一度も(5万キロ以上も)交換してなかったんだよなぁ。
本稿を入力している時点では「メーターはアレだけど、調子は良好!」です。

今後は定期のATF交換を行う予定です。
更にその先、つまり来年秋の車検もパスし、今後も乗り続ける覚悟ができたら(笑)タイベル交換を考えてます。
そうなったらストラットのアッパーマウント(入手困難品)も、って事ですな。どちらも費用が高額になるので頭が痛いですね。
                                                                (第76章へ続く)


窓が落ちてもブーツが切れても正月から酷使されてました。


1月10日 やっと解放されて田澤自動車に落着きました。


窓落ちの原因はプラ製のスライダーの破損(矢印部)。変形した為にワイヤーが抜けてしまいました。
元旦に聞いた「ボン!」という音は、テンションが掛かった状態で抜けたワイヤーの先端がドア内側に当った音と推測。


因みにこれが新品(とあるサイトから拝借)。
上の三角部分が開いてませんね。


これはヤフオクに出てた窓開閉ユニット(前中期型用)。
矢印のスライダーがワイヤーに引かれレールを往復します。


ステアリングラックブーツは左右とも切れてました。
手前が助手席側、奥が運転席側です。

製造後13年で切れた。歴代のウチのシトロエンでこれが
切れた事例はないです。各車壊れ方が異なるのです・・・。

交換したハイドロ系配管。要らない物なので外す際に3つに
切られてました。エグの定番ウィークポイントだそうです。

このジョイントからLHMが持ってた訳です。
経年と素材の萎縮から茶色に変色していますね。


このL字型ジョイントも摘出品。劣化の具合が一目瞭然。
エグザンティアまでのハイドロ車は毛細血管のごとくオイルラインがあり、高圧が
掛かる部分にゴムやプラが使われている為に大量出血が起きるのです!

<1月27日 プラグ交換>

プラグが逝って失火が頻繁に発生し、ガクガク言いながら
田澤自動車に戻ってきちゃいました。

エンジン上部のコイル・ユニットを外しテキパキと作業を進め
あっという間に交換されました。

今回使用したボッシュ製イリジウム・プラグ(の箱)。

摘出されたチャンピオン製イリジウム。使用感たっぷり。

これぢゃ火は飛ばんなぁ。プラグは車検毎に替えましょう。

プラグを替え鋭い加速が復活しました。まだ活躍します。