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第101章:真冬の路上整備(2015.01.26〜2015.02.04)

無事年末年始を乗り切った我がソライロ号。
でも実は気温の下がってきた昨年晩秋頃から再びATのセーフモードが散発する様になりました。
どうもATFの油温が低いとATのセンサーが何か検知しているみたいです。当座対策は暖気をしっかりしてから出発する事。
あと気になったのはATFの劣化。昨年冬にAL4のソレノイドバルブを交換した際に大量に入替えましたが、以来ノーメンテ。
ショップにお願いすると定価のATFと工賃で相当な金額になります。
自分的には頻繁に入替えて常時キレイな状態を保ちたい。その為には自分でATF交換をせねば・・・。
そんな訳で今回は既に作業を自己でやられているDan先生にお願いして、ATF交換を実践してみました。
作業の過程やらは以下の通りですが、下に潜った際に新たなLHM漏れを確認したので、ATF交換した後の継続作業も
記録として残しました。
ブレーキ系は以前からキャリーオーバーの課題ですが、一気に寿命が来ちゃったので修理予算的に右往左往です(笑)。
まぁ、どれも「喉元を過ぎれば何とやら」ですが。悩むのも楽しみの内?なのかしら・・・。
                                                               (第102章へ続く)

<まず材料を揃えました>お値段は税込み。ATFとエレメント以外はふじみ野の「スーパービバホーム」で購入。

ATF交換用グッズ
@ATF「ASH VFS」×4L¥1600/本 ヤフオクで購入
Aオイルキャッチャー¥394Bジョッキ¥821

@エンジンオイル「バルボリン10W40」×5本¥646/本
Aドレンワッシャー(2個入り)¥216 

@廃油処理パック6.5L(エンジンオイル用に)¥302
A    〃    4.5L(ATF用に)¥200 

オイルフィルター¥926(グローバルテクニカより購入)
↑これ、過去最安値です!送料込み!
<1月26日>風もなく穏やかな日中。作業決行!?


路上整備開始!馬をかける為車高をハイモードにします。


思いっきり路上に道具を広げています。馬をかけてます。


今回はDanさんが指南役。見守→手伝→教官と昇格(笑)。


エアクリを外して、ATF注入口(赤丸)へのアクセスを確保。


注入口のボルトを外した状態。すぐ脇にはATのケーブルが
あり、ATのポジションを「3」にしないと作業できません。

外したボルトとワッシャー。ワッシャーは内側にゴムパッキン
がある特殊なタイプ。これは防塵の為と推測。

ATオイルパン下部ドレン。外側(27mm)のドレンと内側
(19mm)のレベルプラグの二重構造。外側を外して廃油を
出す筈が固着して回らなかったので、内側だけ外しました。

ドレンから抜け落ちるATF廃油。これもASHオイル。
約1年間/12000キロ走行後としては予想よりキレイ。
昨年田澤自動車で出したの時のは真っ黒でした。

内側では1.5Lしか抜けませんでした。3L抜きたかった・・。
しかし、今回は初作業だったのでこれで良しとしました。

ATFは抜けた分+αを補充。ジョッキが無駄にデカイ。
これも次回の検討課題にしましょう。

ジョウゴにビニール管が付いたDanさんお手製の注入具で
注入開始。ジョウゴは私が持って、ジョッキはDanさん担当。

Danさんお手製の道具はC3用なので、次回にエグ用を自作
します。管細くてなかなか入って行かなかったっす。
この後作業終了し、無事試運転を終えました。
<2月2日>からっ風で強風の中、オイル漏れ箇所の確認作業強行!

今回は確認作業のみ。、最低限潜れるスペースを確保。
前輪を板に乗せハイドロのハイモードで充分でした。

あ゙あ゙あ゙・・・やっぱりココ(パワステ)だ。

漏れを認識してから1週間経ってますが、漏れ量は少な目。

LHMをちょっと足しました。またモダンで買ってこなきゃ。」

ついでに撮影した運転席側サスシリンダーブーツ。
破れてます。交換にはストラットの摘出が必要ですね。

同じく助手席側。コッチは何故か大丈夫だが時間の問題。
<2月4日>風が止んだ。でも明日は雪らしいぞ。オイル&タイヤ交換だ!

路上整備開始!こんな事やっているの近所でウチだけ。
路上でチンクチェントのエンジン降ろすよりはライトか。

ATFの時からですが、油圧ジャッキを使わず車載ジャッキで
片方づつ持上げて行きます。時間掛かりますが安全です。

両側に馬を噛ましました。
オイル+エレメント交換と各部点検を行います。

「オイルドバーッ!」を撮ろうとしたらデジカメ電池切れ(笑)。
オイル処理箱はエレメント交換時は6.5L用を使います。

エレメントを外しました。取付口が上向きで作業し易いです。

オイルをジャンジャン入れます。ポリボトルは廃棄が楽。

ここから各部点検。先日に引き続きパワステから。

サイドから見るとユニット上部から漏れているみたいです。
丁度「RS UNOさん」のブログに同様のネタがありました。

ドライブシャフトブーツ(助手席側)は大丈夫。

運転席側も大丈夫でした。破けるとグリスで濡れます。

エンジンのロワーマウント。上側が潰れかかってますね。
これの交換は工賃が高そうだ。

ハイドロの特長。ハイモードにすると1箇所ジャッキアップで
前後のタイヤが脱着可能になります。

フロントのタイヤを外しました。運転席側パッドを確認。
もうダメだなコリャ・・・。いい加減交換しよう。

助手席側も同じく。ヤフオクでGirlingというメーカーのが、
送料・税込5千円で出ているな。

リア・ディスクローター。新車時から未交換と推測。レコード盤みたいになって、ここ数か月鳴き(キー音)が凄いです。
これもヤフオクでフロントと同じメーカーのものが送料・税込で7千円で出ているな。

リア助手席側のスフェア付近にLHM漏れあり。要チェック。

90年代シトロエンの特徴。”リアに若干のステアリング機能
を与える”四角いブッシュもヘタリ気味ですね。

夏タイヤは外す前に、次のポジションと進行方向を記入。

厳重に梱包して裏庭へ。タイヤカバーはダイソー製¥108。


点検とタイヤ換装を終えました。ブレーキとパワステが課題です。順番を決めて田澤自動車に相談します。