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第106章:セルフで2回目ATF交換(2015.04.16)

ATFは昨年冬にAL4のソレノイドバルブが故障した際、田澤自動車で相当量を入替えました(全量は無理と言っていた)。
それから1年後の今年の1月26日に隣町に住むDanさんの手持ち道具と指導でセルフの1回目をトライ。
AT内のATF全容量6リットル(ヘインズ記載)の内、1.5リットルを入替えました。
あれから3か月/約3000キロ弱走りました。

しかし前回の交換前後から主にコールドスタート時にAL4が「セーフモード」になってしまう障害が頻発。
原因は不明ですが、ATFが暖まると症状が出にくかった事からATFの劣化やセンサーの誤検知かな〜?と思ってます。

今回は2回目となりますがエグザンティアに適した道具を揃えた上での作業の為、ホームセンター巡りをして準備しました。
以下がその記録になります。
基本はエンジンオイル交換と一緒ですが、AL4にはオイル・レベルゲージが存在しないので、抜いた量=投入量となります。

エグザンティアのAL4にはドレンボルトが19mmと27mmの2種類ありますが、ウチのは27mmは固着して回らない。
もし27mmが外せたら一気に3リットル位抜けるのでAT内部がより清潔になるのですが、回らないものは仕方ない。
19mmのボルトのみで、短いインターバルで”ちまちま”交換していく予定です。
3回目はGW直後位を予定しています。
何回やってもオイル代しか掛からないのがセルフ・メンテナンスの良いとこですね。

因みにATF交換後の乗り味は変速ショックが若干少なくなりました。体感できる程気持ち良く走ります。
またその後「セーフモード」にはなっていません。
                                                              (第107章へ続く)


今回用意したもの@ATF(前回買った残り)
A工具類:19mmソケットと、エクステンションは新規購入。

そして今回の目玉工具「自立くん」
総製作費¥364(税込)の新兵器だ!!威力は後ほど。

流石に2回目なので、早速シフトレバーは3速に倒しました。

3速に倒す事によって、ATF注入口(矢印)にアクセスが
可能になります。他のAL4搭載車も同様の様です。

まず注入口のボルトを緩めて外します。以前Danさんから
頂いたマニュアル準拠です。この作業は注入直前でも良い
のでは?と思いましたが、下からの抜けが悪くなるのかな?

次にAT本体下部のドレンボルトを外します。
19mmとその上に27mmがあるのですが、簡単に外せる
19mmのみ外します。27mmを外せれば大量に抜けます。

ドレンから落下するATF。エンジンのドレンと異なり真下に
出るので、オイルの落下地点の予測が容易です。

抜けたオイル。大体1.5L抜けました。
19mmドレンではこんなもんでしょう。

排出ATFをジョッキに移して量を測りました。
ほぼ似たような感じですが、前回より若干少ないです。

投入量は少し悩みましたが気持ち多目とし、前回と同量に
しました。取手部のオイル色が新旧で異なりますね。

ここから「自立くん」の出番。漏斗にビニ管を差し込んだ
だけだとこのようにヘニャリ。両手使わないとオイルの投入
ができません。前回はこの過程で苦しみ?ました。

しかしビニ管を塩ビ管の中に通すと、ご覧の様にシャキッ!
ATF注入口にはビニ管先端が刺さってます。
実に省スペース。

片手で楽々ATFを投入。ビニ管は外径11mmなのと、塩ビ
管のお陰で一直線に落下するのであっという間に完了!

作業終了。残すは試運転のみ。道具出しから後片付けまで
約2時間。ジョッキや「自立くん」は中性洗剤で洗いました。