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第134章:シートの破れを養生した(2016.11.21)

今年は大きなメンテナンスを立て続けに行いお財布がスッカラカンです(泣)。
実は運転席の革シートの劣化が経年なりに進んでいて、特に乗降時に身体が触れる部分が擦れて傷んでます。
革シートは革の上に防水&防汚の為にコーティングがされていて、その効果が無くなるとどんどん劣化が進みます。
昨年秋頃から補修業者に見積りを依頼していたのですが、駆動系のメンテナンスが最優先になり出来ずじまいです。

5月に会津でLHM漏れを起こし、宇都宮のRSMさんで修理した際に少々メンテナンスしていただきましたが、
その後大腿部が当たる部分付近に革の裂け目を発見!様子を見てましたが結構早い速度で裂け目が成長。
本当はプロの手で直したいんだが・・・と思いつつも、タイベル交換が眼前にあるのでやっぱり自分でやることにしました。

今回のタイトルは修理ではなく養生。裂け目の進行を食い止めるための作業です。
幸い側の部分だったので養生した部分が目立たなくて済みました。メイン部分が裂けたらやっぱりプロにお任せです.。
                                                            (第135章へ続く)


昨年11月に革修理の見積り依頼の為に撮影。
赤丸部分が裂け目。でもこの時点では見落としていた。

左の写真から1年。裂け目はここまで成長しました。
乗降時にストレスが掛かるので仕方ないですね。

裂け目の大きさは指と比較するとこんな感じ。
これ以上の拡大はあかん!

今回の兵器。ユザワヤで買ってきました。500円也。
シールタイプですね。果たして使えるものなのか!?

まず革のテンションを確保。これをやらないと補修シートと
革が密着しません。当初縫おうかと思いましたが、針の太さ
程度とはいえ穴は開けたくない。思い付いたのが粘着力が
弱くやり直しが効く模型用マスキングテープ(黄色いの)。
革の裏側に貼り、裂け目の左右をほぼ合わせる事に成功!

補修シートを貼り付けました。前日の風車ミーティング時に
でかたのぴさんから「大き目に貼った方が良い」との助言を
受けてたので、大き目に切って貼りました。
シートは素材が薄く若干伸ばせたので貼りやすかったです。
裂け目を完全に養生できました。


完成したの図。補修シートの色合いがオリジナル部分とほぼ同じだったので、言われてみないと判らないレベル。
後は実際使ってみて耐久性がどうか?・・・本来家具用ですからね。因みに補修シートは他に数種カラバリがありました。