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第144章:リターンホース&グロメット交換(2017.06.17〜21)

会津若松でLHM漏れを起こしたプレッシャーレギュレータのリターンホース。
身近にあったもので止血し応急処置としました。でも、応急だったので時間が経ったらまた漏れ始めました。

しかし更に追い打ちをかける様に運転席のパワーウィンドウの調子が悪くなった!
先日大騒ぎして直したばっかなのに・・・。
症状は窓開閉時に「ガチャ!」という異音。またレギュレーター本体が内部で暴れているような振動もありました。
ドアを分解する前は「レギュレーター本体のナットが緩んだのかな?」と考えていましたが、開けてびっくり!
トラブルの原因は小さなゴム部品(ウィンドウ・グロメット)。経年劣化で破損し脱落していました。

電車に飛び乗りグロメットを下井草のモダンサプライさんに買いに行きました。
その際会津で破損したリターンホース話をしたところ、ストックヤードから新品がゴロっと出てきました。
このパーツてっきり新品は無いと思ってた!

そんな訳で怪我の功名。
パワーウィンドウのトラブルがきっかけでリターンホースまで治ってしまいました。
以下詳細です。
                                                         (第145章へ続く)


応急処置をしてから4日後の6月15日撮影。一番左の金属
バンドからLHMが滴り落ち始めました。どうやらこの真下が
震源地の様です。早目の恒久処置が必要と悟りました。

しかし容赦なく次キター!症状は運転席窓開閉時の異音。
ウインドウ・グロメットが破損した為でした。
窓ガラスとレギュレーターの間の緩衝材です。

原因調査でドアをバラしました。交換部品を入手するまで、
また吸盤のお世話になりました。

モダンサプライさんで新品のグロメットを買ってきました。
右が新品。どこが破損したか判りますね。

グロメットを窓ガラスに装着しました。
中央の穴にレギュレーターのスライダーの突起が入ります。

ドア内装材を取付ける直前のショット。
度重なるトラブルで内張りがガムテープだらけ・・・。

さてリターンホース。後期型エグ用です。これで治る!
阿吽の呼吸で出てくる辺り、足繁く通っている成果です。

日を改めてモダンさんにソライロ号を持ち込み交換作業を
お願いしました。超ベテランの整備士さんの施術でした。

お役御免のホースの破損状況。亀裂にペーパーナイフを差し込み判りやすくました。
赤く着色した線はホース製造時のパーテイング・ライン(合わせ目)。
って何でパーティング・ラインがあるんだよ!?これぢゃ裂けて当たり前だよ!