ソライロエグザンティアトップに戻る

第153章:リアスピーカー修繕(2017.11.24〜25)

第150章でフロントスピーカーの修繕を行いましたが、リアもボロボロなので修繕する事にしました。
結構前から状況を把握してたのですが、フロントの修繕の経過を見てからリアを行った為、後発になりました。

ここまででメインスピーカー×4は全て修繕しました(ツィーターはアフター用デッキの為使用していない)。
気になる音質ですが、決定的に低音、特にベース音が弱くなりました。高音域は問題ないです。
エッジが厚くて硬いからだと思います。元々は”膜”ですからね〜。
最初は黒い画用紙でエッジを作ろうと思いましたが、そっちの方が良かったかな???

低音の再生はアンプの設定である程度は何とかなりました(調整に手間喰った)。
今回は手元にある材料でやっつけてしまいましたが、音質にこだわる方は専門店に行かれた方が得策かと思います。

                                                                (第154章へ続く)


リア用は12cm。コーン外側に保護用?の紙が貼ってあり
ます。紙はところどころ経年で破けています。

表面の紙を剥がすと左側はエッジがボロボロ・・・。
エッジは劣化で触るとベトベト。タール状になってました。

右側のスピーカーは一見綺麗ですが、よく見るとエッジが
コーンから分離しています。やっぱりベトベト・・・。

エッジを全て除去しました。百均で売っているシール剥がし
をシンナー代わりに使い、タール状物質を除去しました。

前回と同様、エッジの型紙を作りました。

型紙を元にウレタンにマジックでケガキ線を入れました。

ウレタンから新しいエッジを切り出しました。

いよいよ接着。透明ゴム系をたっぷり塗布しました。

エッジ部品を貼りつけて完成。ちょっと厚いウレタンなのでコーンの動きはオリジナルより制約されますが、穴が空いた
エッジに比べたらマシ。接着剤が乾いて安定したらエグに戻し入れます。

翌日、ソライロ号のリアドアに戻し入れしました。
まだまだ活躍はつづく!!

<応用例>
さいたま市D様邸。書斎のスピーカーも修繕しました(笑)。