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第190章:運転席窓復活の日(〜2021年1月24日)

何回もトラブルを起こしている運転席側レギュレーター。
ハード面の原因のひとつは後期型になってからのコストダウン?と思わしき構造の簡素化。
次にガラスの重量をワイヤーを介して”点”で支えている樹脂製のスライダーだと考えます。
ソフト面では開閉頻度。その証拠にソライロ号の約20年の車暦で助手席側は恐らく1回しか
壊れていません。対策は「極力窓の開閉を避ける」でしょうか。
今回約2ヶ月窓が開閉出来なかったので、頻度の高い車庫入れはドアミラーの操作だけで
出来る様に練習しました。
窓落ちは後期型エグザンティアのお約束ですが、これで当面平和でいられれば良いですね。
                                              (第191章へ続く)


約2ヶ月仮死状態で書斎部屋の片隅で眠っていたレギュレーター。
赤丸部分が特に酷い場所。リールの溝も音が飛ぶレコードみたいにぼろぼろ。
因みにこの状態で組み込んだら、ワイヤーが途中で外れたのが前回迄の顛末。

昨年中にモダンサプライさんに交換パーツを依頼していましたが、それより前に
救世主が現れました。救世主1号さんから届いた。新品ワイヤーとリールです!
但しワイヤーは2センチ長かったので、リールを使わさせて頂きました。

続けて救世主2号さん登場!頂いたのはジャンクレギュレーター。
スライダー破損を一回やっただけでお蔵入りした様な個体です。
現在は中期型用を使っているそう。これはワイヤーの状態が良いです。
ココからはワイヤー2本とテンショナー(赤丸)を使わさせて頂きました。

レギュレーターの組立て作業は誰から教わる事もなく手探り状態。
モーターにリールを付けた状態でワイヤーを巻いても、フレームに入れる時に
ワイヤーが”びよ〜ん”となっちゃう失敗を以前から繰り返していました。
そこでリールにワイヤーを巻く→フレームに入れる→動力ユニット接合、と改め
たら簡単で失敗なく出来る事を発見しました。

救世主1号さん+2号さんと自分の部品を組み合わせて完成!
名付けて『レギュレーターV3!』。(仮面ライダーV3のパロディ)
ワイヤーの赤丸部分に若干反りがありますが、実用上まったく問題ありません。

『V3』は1号と2号の良いとこ取りで強いぞ!凄いぞ!
リールに整然と巻き付くワイヤーなんて、ホント数年ぶりに見ました。

24日 隣町のC3乗りのDanさんに手伝って貰い、戻しいれ作業を行いました。
結果はオーライ!窓が上昇する光景に感動致しました。
今まではワイヤー破損箇所で動きにムラがありましたが、淀みなく上がります。
1号さん2号さんより頂いて今回使わなかった部品は大切に保管致します。