第195章:ATF交換・LHMタンク清掃・他
〜事件の第一報はデラックスロマンスカーで聞いた〜
(2021年11月25日〜12月25日)
2021年最後の更新になりました。 |
<ATF交換・・・だけだったはずが・・・> |
11月25日AM AT(AL4)をオーバーホールしてから、きっちり二年×2万キロで、 大貫自動車さんに戻ってきました。ATF交換は3時間程で終了です。 |
大貫自動車さんに車を預けている間は”浅草観光”をする事にしました。 まず昼食。メトロ浅草と東武浅草の連絡通路で大好きなコレを頂きました。 |
そして定番の雷門。比較的最近知ったのですが、この門、松下幸之助氏が建て られたのですね。大提灯の下に「松下電器(現Panasonic)」と書いてありました。 |
そして雷門の奥の浅草寺。なんか20年振りに来た。 国際的観光地ですが、コロナのお陰で外国人観光客はほぼ居ませんでした。 |
そろそろ作業終了が近いかな〜と思い、大貫さんの最寄駅・東向島に移動。 ここで東武博物館で終了の報を待つことにしました。 |
目当てはコレ。東武デラックス・ロマンスカーのシート。昭和35年当時としては 最高峰の逸品。これに座っている時、予測通り大貫さんから電話がきました。 しかし内容は予想の遥かナナメ上! 「ATF交換後、試運転中に突然パワステが効かなくなりました!」 ・・・ええ〜!?? |
慌てて戻ってきたらこんな状態。リフトの上でお不動様。 パワステどころかエンジン掛けても車体が上がりません! 私も訳が解りませんでした。”ハイドロポンプ逝ったか??”と考えました。 そこで「モダンサプライ」に知恵を拝借すべく電話。社長氏より即答されました。 「LHMタンクのフィルター詰まっているよ。だからポンプに油送り込まれないよ。」 あ〜基本的な事を忘れていました・・・。ソコ以前からの懸念事項だったのに・・・。 フィルターはLHMタンクに繋がっている配管を一つ一つ抜いてから摘出します。 配管は劣化で硬化してるので失敗したら(配管割ったら)大変厄介な事に。 だから今まで問題を先送りしてました。しかし今回年貢の納め時が来たのです。 でもフィールドでなく整備工場で発覚したのは相当運が良かった! ソライロ号はそのまま入院して、フィルター掃除をして頂くこととなりました。 |
12月1日夕刻 前日修理完了の連絡があり引取りに行きました。 やはりフィルター掃除で治りました。メカニック氏曰く「凄い状態だった」との事。 その状態を見たかった・・・とは言えませんね。この後首都高乗って無事帰還。 |
これが今回の事件の爆心地。この真下にフィルターがあります。 大昔BXに乗っていた頃は簡単で自分で掃除していましたが、エグザンティアは 配管を一つ一つ外さなければならないので、プロにお任せしてました。 |
整備記録では最後に掃除したのが2017年2月でした。4年半以上もやって いなかった。当時はまだ配管も若干柔らかかった筈ですね。 大貫自動車さんは丁寧に一本一本外して無事作業を完了してくれました。感謝。 配管も見た目綺麗にして頂きました。今後はインターバルを決めてやろう。 |
<スタッドレスに換装> |
12月10日 ソライロ号は通勤に使うので、滅多に雪の振らない関東南部でも 万一の為にスタッドレスに換装です。フロントのフロントのジャッキ・ポイントだけ でリアまで持ち上がっちゃうので、前後共外して交換します。 |
タイヤ外した際にフロント左ストラットを目視点検。 相変わらずLHMがビミョーに漏れている様です。経過観察中です。 |
<エンジンオイル交換> |
12月25日 前回(7月)からきっちり5000キロ走行したのでオイル交換です。 今回はエレメントは無しでした。オイル以外に添加剤も投入しました。 |
作業の都合上、下にもぐったついでに目視点検。おやぁ〜?オイルパンにLHM が付着しているよぉ・・・。どこから来たのだろう? |
ほぼ真上にあったのはハイドロポンプ。このボルトの裏側に微量の漏れ跡が ありました。ココは10月のロスムさんの点検で綺麗にした筈なので観察対象に 追加。因みにプレッシャーレギュレーター下も相変わらず漏れていました。 今年の整備はこれでおしまい。 |