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第200章:11年目の夏(リターンホース交換)
(2022年8月〜9月)

またまたまた更新が滞りました。
さて、ソライロ号がウチに来て、去る8月で丸11年が経過しました。
この間の走行距離は13万キロですから、距離を伸ばしていない固体より消耗は
激しいものの、適度に油が廻って快調に走る・・・という状態だと思います。
丁度納車11年目のころ大修理を致しました。
それは『エンジンルーム内、LHMリターンホース全交換』です。

そもそも8月22日に下井草のモダンサプライさんにてフロントのスフェア交換を
行う為訪問し、作業時間含め30分位で引き上げるつもりでした。
が、作業の初期段階(プレッシャーレギュレーターの圧力を解放)で、LHMタンク
に一気に戻ったLHMが過去のホース修理跡を破壊・噴出し、辺り一面油まみれ
になるという事件に至った次第です。

そこで処方として『エンジンルーム内、LHMリターンホース全交換』を勧められ、
迷わずお願いした次第です。
費用は高額確定ですが、最早勿体ないと思わなくなりました(成長の証???)。
今回は緊急入院の上、モダン下井草の狭い作業スペースを塞いでしまった為、
復旧作業は超ハイペースとなり、3日後に現地から引き上げました。
モダンさんには感謝というか、本当に申し訳なかった・・・。
ほぼ同じ事を昨年末、大貫自動車でもやってましたね・・・。
ただ、フィールドでのトラブルで無かったのが強運でした。どちらも。

それ以外は日常に戻った記録です。
9月にはオドメーターが20万キロを突破しました。
衰えている部分はありますが、まだイケそうです。
10月12日から東北道の佐野藤岡までが制限120キロに引き上げられますね。
それでも本国のオートルートより10キロ低いですが120キロで堂々と走るのが
楽しみですね。

(第201章へ続く)

@モダンサプライにてスフェア交換のはずだったのが・・・。

8月22日AM 「事件」の約5分前に撮影されたもの。
車高を下げ圧抜きの体制です。隣の赤エグは窓落ちで入院っぽかった。

これはちょっと前の参考写真。今回破裂した部分は赤丸の部分です。

上の写真の拡大。破裂したのはブレーキ系統のリターンでした。

上の写真の別アングル。ホースを繋いでいる部分が判りますね。
少々妖しい繋ぎ方で、当初より気にはなっていたのですが。今回見事に破裂。

リターンホース全交換後の姿。この部分を表して『オクトパス(タコ足)』と呼んで
ますが、その象徴たるジョイントは樹脂→金属に変わってます。

これは上側から見た施工後。ジョイントがよく見える位置にあります。

比較参考として以前のものも掲載。ジョイントはタンク脇にありました。
A外したリターンホースを観察してみた。

モダンさんから引き揚げたリターンホース類の分析を行いました。
これらは全部LHMタンクに戻る為の、人間で言うと「静脈血管」です。
21年間エンジンルームの中の高温に耐え、LHM含有の有機物からの浸食に
耐えた部分もあります。ホースを洗浄の上、地面に並べました。
大雑把にサス・ブレーキ・パワステの3箇所からの戻りで複雑怪奇な代物なので
「リターンホース交換」は相当な工数の作業だと思います。

これが今回の破裂箇所。ここから噴出。事件発生時私はトイレにいました。
過去の修理で左側のホースを新調し、繋いでいたのが外れちゃった訳です。

外したホースはどこも満身創痍・・・。これも修理した部分。

こんな繋ぎ方をした部分もあります。

どこからのリターン?管を挿しただけ。金属バンドも無い!

こんな感じの繋ぎ方が一番安定していると思いました。

こんな繋ぎ方もありました。右側が恐らく新車からのオリジナル部分。

フロントの三つ又ユニオンはどうも21年間無傷だったのカナ?
これは樹脂パーツなので、割れてLHM漏れを引き起こします。
Bガレージロスム抜き打ち監査(嘘)。

9月5日 リターンホース交換から約10日。今度は宇都宮のガレージロスムさん
に向いました。佐野SAもリニューアルオープンしてました。

宇都宮での用件はコレ。息子のC2が入院中で、その整備について打合せを
行ったのでした。因みにC2は直前に「白ちゃん堂ファクトリー」でヘッドライト磨き
&コーティングとボディーコーティングを施し新車並にピカピカにしました。
C長瀞駅前通りの宝登山神社手前には美味しいかき氷のお店がある。

翌9月6日 ソライロ号は長瀞町(秩父エリア)の喫茶店「山草」に出現しました。

お目当てはコレ!かき氷です。
解説は下↓の写真にありますが、900円を出す価値のあるものです。
D20万キロカーの仲間に入った。

9月22日 オドメーターの数値がついに20万キロを超えました!
但し過去の速度センサー故障で約3000キロ計測出来ていないので、本当の
距離は20万3千キロだったりします。