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第124章:ストラットタワーバー取付(09.12.16)

11月の「環八お茶会」の際、元ZX乗りのHOさんから形見分けとして頂いたストラットタワーバー(第118章参照)
取り付けようかどうか思案してましたが、その後リアパッド交換の際に「田澤自動車」の田澤社長にタワーバーを見せたところ
開口一番「これ、折角貰ったんだから付けなきゃ駄目だよ!」とのお言葉を頂きました。
ボディ剛性が上がり乗り心地が良くなるとの事です。
そこで材料や工具を予め少しづつ調達し、「やる気」が出た時に”エイヤッ!”で一気に作業を行うこととしました。
取り付けはすんなりとはいきませんでしたが、何とか完了。以下がその記録です。              (第125章へ続く)
作業準備


今回は形から入りました。      
イベントで時々着ているシャツです。


材料を並べました。13mmのソケット
とワイヤーブラシはダイソーで購入。


スプレー(¥198)とボルト(@¥14)
は近所のセキチューで買いました。

塗装作業


何分保管状態が悪かったらしいです。
ブラシで錆やクモの巣を落とします。


家の前の川越線のフェンスに立てかけ
(ひっくり返しやすいから)塗装開始。


途中ビデオを見たり、昼食を取りながら
ゆっくり乾燥させました。

いよいよ取付け@


作業前のストラットタワー。


ボルトを外し清掃しました。


タワーバーを置いたところ。タワーバー
の下にはフェルトを敷いてあります。

いよいよ取付けA


ボルトはバーの肉厚分長くしました。

・・・と、これで取り付けて完成!のはず
だったのですが、ボルトが締まらない!
検証したところ、ストラットから突き出た
突起物を避ける為の穴の位置が微妙に
違う!同じシュペールでも製造時期によ
る差異なのか?
そこでいつもお世話になっているご近所
のボディーショップ「新井自動車工業」
駆け込む事にしました。


新井社長にエアツールで穴を広げて
頂きました!ありがとうございました!

いよいよ取付けB

ここで新井社長より有難いご指摘。
オリジナルのボルトを見て「焼きが入って
いるな・・・」と。色でわかるそうです。
そして、ボルトの頭に”硬度”が表記され
ている事を教えて頂きました。
材質が柔らかいと、応力がかかった場合
に破断する危険があります。
しかし「ホームセンターで売っているボルト
は、これの他ステンレス製しかない」と話し
たところ、「ステンの方が硬い」とのアドバ
イスを頂きました。
確かにステンの方は値段3倍です(笑)。


これがオリジナル。硬度は”10.9”。


買ってきたもの。硬度は半分以下!

完成!

「新井自動車工業」を出て5分走行。
またもやセキチューへ!
1本¥48のステンレス製ボルトを購入。
セキチュー屋上の駐車場でタワーバーを
取り付けました。
その後テストランを行いましたが、短距離
の感覚では「若干乗り味が柔らかくなった
かな?」と思いました。


タワーバー装着前。


装着後。シルバーのタワーバーは 
エンジンルームの中で目立ちます!