シトロエンZXとの闘いトップに戻る

第138章:シフトインジケーターバルブ交換(10.06.02〜04)

ZXのシフトポジション・インジケーターは一般とは異なりシフトレバーの手前にあります。メーターの中になんてありません!
これは恐らくZXがマニュアルをメインに(反面AT車はオマケ程度)設計されている為、通常の位置(シフトレバーの脇)から
追い出されたものと推測されます。大昔に初めてZXを見た時、レバーとは少し離れた位置で光るインジケーターは何だか
斬新に見えました。光量もあるので夜間走行中の視認性もよく(じっと見るものではないが・・・)、結構気に入ってます。
しかし、先のGW中に「3」の部分だけバルブが切れました。「3」レンジは私が一番多用しているポジションなのですが、点灯
していないと何だか間抜けです。バルブの交換はショップに頼むと工賃が結構かかるのでDIYで行う事に。
準備段階として交換方法を探りましたが、兎に角参考になるものが少ない。ヘインズマニュアル、パーツリスト、ネットの3種
混合でやっとこ情報を集めいざ作業へ!
ところが作業はユニットの摘出方法をめぐって難航!バラすパーツとバラし方が間違ってたのです。因みに正しいバラし方は
「@コンソールの左右サイドカバーA足元ヒーターダクトBコンソール本体⇒組み方はこの逆)でした。
ところが、やっと「3」を復活させたと思ったら翌日「A」がご臨終。再度交換作業を行うハメになってしまいました。
ついでに、数年来不調だったバックランプの不具合(点いたり、点かなかったり)も原因はセレクター内部の点灯スイッチの
接触不良と推測していたので、、スイッチ基板に接点復活剤を塗布しました。
今回の一件でまた修理スキル?が上がりました。メデタシメデタシ。                      (第139章へ続く) 
交換作業、1回目


バルブと工具を揃えました。
バルブは14V1.4Wです。


ネジには一部トルクスが使われてます。
これがないと緩められません。


「3」だけ切れている状況を再現。
3枚の写真を切り貼りしました。


灰皿の奥のトルクスネジとシフトレバー
下のナットを外しコンソールを外します。


・・・って、そんな簡単にいきません。
結局アチコチばらす事になっちゃった!


摘出されたインジケーターのユニット。
水色の部分がバルブのソケットです


ソケットを抜きました。バルブを外すに
は−の精密ドライバーが必要でした。


切れたバルブ。真っ黒です。
15年間おつかれ様でした・・・。


バルブを新調し、「3」復活しました〜!
これが光らないと淋しい?デス。

交換作業、2回目


さすがに2回目だとスムース。
”あっ”と言う間に交換できました。


ユニットをコンソールに戻し入れ、
動作確認。もち全部点灯しました。


しかし、この位置にインジケーターが
ある車はZX以外に無いですよネ・・・。

ついでにバックランプの修理(みたいな)


作業ついでにセレクターのスイッチ基板
に接点復活剤を塗布しました。


動作確認では100%点灯しました。
これで車検もOKだな、きっと。


そんな訳で、不具合(大ゲサ)も直り、
ZXは15万キロ目指し走るのでした。